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昨年末に伺った現場で”自分らしくもないヘコミを感じた”ことがありました・・・。

”ジェネレーションギャップ”

普段からね、人一倍いつも若い気合でやってる私です。

~でもたまに

こんなことで不意打ちにあうこともあります(-_-;)
↓↓↓

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若いつもりでいても、身体は正直なんですよね。


私のやってる電気屋さんでは、一般のお客様宅等へのお仕事が多く、
稀に大きな現場等では同業者と一緒に皆で作業を遂行していくこともありますが、
ま、普段の私のお仕事は、
私とお客様間なのです。

昨年末のエアコン工事にお伺いさせていただいたお客様宅、

同日に他業者の方と作業が重なりました。

ま、それもよくある現場でのあるある話なのですが・・・。

私はお客様宅のお2階のお部屋に新設エアコン取付を1台の作業で、
お取引している元請け工事会社からの依頼分でした。

この日、当店以外に2社の他業者と作業がかぶってました。

1社は2人組体制で新設2台取付をやってましたが、
私が現場に到着した頃には作業完了して、後片付けをやってました。

その業者さんの(エアコン本体の)取付位置等を合わせるようにして、
仕上がりの統一感を持たせた方が賢明なので、
その業者さんと少しだけお話してから私の作業を始めました・・・。

その業者さんは以前にも何処かの現場で会ったことのある方でした。

私が作業を始めて間もなくすると別の業者さんが到着。

私と同じ2階のベランダのあるお部屋で作業を始めました・・・

先ほどの2人組体制の業者さんより更に若い業者さんです。
1人で黙々と作業をやってます。

私が作業を完了して、お客様に確認をしていただき、
後片付けをやってると、その若い業者さんは、
2階の作業を完了させて、続けて1階リビングのエアコンを
取付していました。

”手際よく早い作業やなぁ”

率直に私は思いました。

やるべき作業も端折ることなく手際のいい仕事を
やってました・・・そして、私よりも遥かに若い!

帰り際に私は一言
『お先です』

その若い業者さんに声をかけました。

その業者さんも私に
『お疲れさまでした』

車を走らせながら~
いつになく、こんなことをふと考えました・・・。

”あんな若い子(業者さん)がやってるんやな”
”うちの長男と同じくらいの年(年齢)ちゃうか”

・・・などと考えだせば、

わしって年取ってるな!?(-_-;)

自分は若いつもりでも、間違いなく
世間一般で言えば、
”間違いなく中年層”
いいや、50代も半ばに近い、あと少しで60歳!

”還暦”

”お年寄りの仲間入り”

・・・(-_-;)

そんな風に考えたことなかった、
でも勝手に自分一人が若い気合があるだけで、
周りの人の目、特に同業者の若者からすれば・・・

”あれれ、おっさん何やっとるんや”的に観てるんかな!??

その後、旧友にもこの日の事は電話で
”笑い話のネタ”として話をした。

旧友は、
『それは、仕方がないことや~』

そんな感じで”慰めてはくれた”

私が電気屋という業界に入った(就業)したのは、
20歳になる頃、
そして自分の電気屋を始めたのが、26歳の頃だった。

今思い出せば、当時の周りの人、お客さんは
『若い子が頑張ってるね』って応援してくれた。

”若さが武器”と言えてたと思う。

その頃の私は、
年は若くてもベテラン(年寄り)の電気屋には絶対に負けない、
負けてない!

そんな風にまで思っていた。

どっからくる自信なのか!?
今振り返ると少し気恥しいが、
でも、そのくらいの自信(良い意味での勘違い)がないと、
電気屋をスタートしていなかったし、現在まで
やってこれていなかったようにも思える。

旧友はサラリーマン、でありながら私と同級生なので
営業所の所長という役職になっている。

役職があがるにつれ、私との仕事的な話が合うようになった。

きっと世間の同世代の人たちもそうだろうと思う。

大晦日、TDM(トシオデンキメンバーズ)※当店のお客さん
のお客さん宅でエアコン付替え工事をさせていただきました。
2021年最終のお仕事(仕事納め)でした。
その時もあろうことか、
お客様のお母さまといろんなお話を
するなかで、この”ジェネレーションギャップ”のことまで
ついついお話してしまいました。

お客様のお母さまは現在もご商売をされていまして、
ご年配の方です。

少しネガティブに話す私をみながら、
『そりゃそうかもしれんけどな、皆通ってくることやけんな、仕方のないことよ』
『皆、そうやって年を取ってきてるんやから・・・』

”年を取っていくことはあたりまえなこと”ですよね、
でも大切なことは、どんな経験を得てこられたのか!?
そんなことかもしれませんね。

そして、それはベテラン(経験を重ねて来た者)でないと理解もできないし、
周囲の者に対して”寛容”にもなれないって事かもしれませんね。

昨年末は”今更でもありながらポジティブな意味での年齢”ということを
考えさせられました。

”ネガティブに考えはしません、でも、そろそろ若い世代に譲れる位の余裕な心を持てるようにするべし”

私らしく言うならばこうかもしれません。

世間一般で言うところの・・・

”いい年して笑われる”

こうならないようにだけは心がけたいもの。

例えば、
”武勇伝を語ろうなら、(本当は)周囲はドン引き”
ましてや、
”いい年して武勇伝をやらかしでもしたら、それこそ赤っ恥”ですよね。

これと同じように思ったのです、今更ですけどね(-_-;)

2022年からは、
プロとして商売をするうえでの自信は大事ですから、
その姿勢は今まで通りで!
自信があるがゆえ、少し突っ走り気味だったように思える
他業者と当店との比較的な言論は程々に!

ベテラン(先輩)からいただいてた恩恵を若い世代に今度は
自分が渡せる日が一日でも早く迎えられるように!!

合掌!






























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