昨夜、少林寺拳法の稽古から帰り毎度ながらの遅い夕食。

私は晩酌、家族は食事・・・
何気にBSフジで【1・3 巌流島・世界武術団体対抗戦】の再放送を
やってました。

この巌流島ってのは、中央に土俵に見立てた真っ白いリングがあり
その背景は鳥居があり、レフリーは神社の宮司さんの衣装で
ラウンドガールは巫女さん・・・といった感じで。

そこで総合格闘技の試合をやるんです。

選手はどんなファイトスタイルの選手であっても道着着用です。

空手・ボクシング・キックボクシング・柔道・柔術・相撲・MMA・テコンドー・プロレス
出場選手は様々・・・。

昨夜の再放送、団体戦でもあったこの試合での大将戦。
菊野克紀VSケビン・ソウザが最高でした!!

菊野選手・・・

元々は極真空手と柔道をベースしていた空手家であり、総合格闘家。
2012年からは沖縄拳法空手道の山城美智氏に師事して
この巌流島大会では、伝統空手の技を前面にだして試合に挑んでます。
伝統派沖縄拳法空手をファイトスタイルとして、侍・武士道精神を
前面に出した選手なのですね。

対するケビン・ソウザ選手は

一昨年3月にUFCで対戦しており、ソウザ選手が菊野選手に1Rわずか1 分31秒でKO勝ちをおさめました。

なので、菊野選手にとってはリベンジ戦でした。

しかも、大将戦!

試合のプレッシャーにも打ち勝つために、専属のメンタルトレーナーまでつけて稽古していたそうです。

試合結果は菊野選手の一本勝ち。
1R 1分59秒 ※左ストレートでした。

ソウザ選手は棒のように身体を一直線にしたまま前のめりに倒れ、
そのまま失神。
菊野選手が追撃のパウンドを打ったところでレフェリーがストップしました。
KO勝利です。
この後、ソウザ選手は担架で運ばれました。
凄い一撃でしたね。

菊野選手のインタビュー時の映像があり
その中で語った言葉がすごく印象的でよい言葉だったので・・・

忘れないうちに投稿しました。

菊野選手
「武士とかもそうだったと思うんですけど・・・例えば、死なないように
戦いに行ったら勝てないと思うんですよね、死んじゃうと思うんですよ・・・
死ぬこと覚悟で行かないと行けないですから・・・
【死中に活あり】だと思うんですよね、結果的に生きる

この【死中に活】という言葉は調べてみると・・・

《「晋書」呂光載記から》ほとんど助からないような状態のなかで、なおも生きのびる道を探し求める。死中に生を求む。

との事だそうで。

”逆境にこそチャンスがある”ともいえるこの言葉の精神で
見事ソウザからリベンジを果たせたのかなと思いました。

いや~いい言葉ですね!

”死中に活あり、結果的に生きる”

いい言葉なので、忘れないうちに書きます!

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